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新入社員の悩み5選|管理職の先輩リーマンがこっそりホンネで教える解決方法

10月 26, 2020

この記事を読んで少しだけ人生を変えるのに必要な時間は約 10 分です。

デジタルシフトやコロナ禍で、わたしたちの働き方が大きく変わりそうな昨今。

リモートワークで、まとまった研修も十分に受けられるのかわからない。

ままならないコミュニケーションでは納期までに、上司の満足する成果をあげることができるか心配。

この先の働き方は、上司や先輩たちですら未知の世界ですから新人の皆さんはなおのこと心配ですよね。

こんなときにキャリアをスタートするみなさんは、さぞ不安なことでしょう。

 

今回はそんな新入社員の皆さんが抱える悩み5選と、それについての解決方法をご紹介します。

わたしは現在海外駐在の、某上場企業で管理職です。

もちろん自分自身も新入社員のときに同じような悩み、不安を抱えていました。

それから20年近く経ち、いまでは管理職の立場で多くの部下や後輩と付き合っています。

彼らそしてかつてのわたしの悩みについて、考えそして見えてきたことをまとめてみました。

普通では会社の上司の方へはなかなか相談しづらい内容でしょうが、今回はわたしがみなさんの上司や先輩に代わってお答えしたいと思います。

 

新入社員の悩み5選

早速ですが、新入社員の悩み上位は次の5つにまとめられそうです。

新入社員の悩み5選

  • 残業、休日出勤が多い
  • 仕事が覚えられない
  • 失敗が怖い
  • 上司とうまく話せない
  • この仕事を続けるのか迷う

個人差はあれど、多かれ少なかれ共感できるところがありますよね。

先輩リーマンがこっそりホンネで教える新入社員の悩みと解決方法

それぞれ、根が深い悩みのようですが実はちょっとしたことで解決できます。

普段は上司の立場では言えないようなこともありますが、今回はここだけの話こっそり教えちゃいます。

残業、休日出勤が多い

いまでこそ働き方改革といわれていますが、残業や休日出勤については現実なかなかゼロにはなりませんよね。

自分で自分の時間がコントロールできないのはつらい

新人のうちは、ゴール設定もペース配分もわからぬまま仕事を進めてしまいがち。

その結果、品質が過剰だったり過小だったり、思うほど作業量がこなせず上司と約束した納期に仕事が間に合わないと焦る。

それを挽回するための残業、休日出勤といった感じでしょう。

アフターファイブの約束や勉強の時間も欲しいと思っているのに、自分の時間が取れないのはストレスですね。

残業を減らして自分の時間を作るには|「学校とは違う」時間の使い方を身につける

社会人と学生では、時間の使い方が大きく違います。

具体的には次のポイントを押さえましょう

ポイント

  • 仕事は学校のテストとは違う|下手に悩むよりパクリ、再利用、答えを聞くのもあり
  • 60%くらいで上司チェック|一発での完成を狙うよりまあまあの出来からの修正のほうが早い
  • テンプレ活用で時短作業|先輩のフレームワークをパクってしまえ
  • 残業しないキャラ|「用事があるので今日は失礼します」は言ってもOK

社会人は、成果を出すために時間を使うという意識が大事です。

ですから時間内にしっかり成果を出す努力をして、残業しないキャラで通すのも有効。

また残業も休日出勤もしないというのは、上司としては特段マイナス評価には出来ません。

だから周りの目を気にして遅くまで残ってるなんて、まったく意味がありません。

仕事が覚えられない

社会に出て始めの頃は、とにかく早く仕事を覚えなきゃと必死ですよね。成果を出すためには、まずは仕事を覚えなきゃと。

わたしも新人のときは、仕事のやり方がわからず右往左往でした。

一方で周りには自分で仕事を管理してバリバリ働いている先輩がいて、たった1年先輩なだけなのになんだかスーパマンに見えたものでした。

まだまだ知識もスキルも足りない新入社員特有の焦り

ビジネスマナーから始まって職場のルールや標準、技術系だと規格なんかの知識は全部頭に入れておかなきゃと考えてしまう。

ましてや新人のうちは、全てが新しい知識なのでどれから覚えたら良いのか焦ってしまいますね。

知識が頭に入っている価値より考えられる価値

知識はないより合ったほうが良いですが、はっきりいって調べたらわかることは覚えとく必要などないです。これも学生と社会人の違いです。

ポイント

  • カンペ、アンチョコはOK|一度調べたことを繰り返し使うなら、すぐに引き出せるように
  • ビジネスマナーなんて大して気にしなくていい|よほど失礼がなければ、先輩のマネでもしていたらいい
  • わかりにくい仕事はオリジナル手順書に|ややこしい仕事は、やりながらチェックリストか手順書にまとめておく

乱暴なようですが、仕事の知識はやってるうちに付いてきます。心配いりません。

医者や弁護士でもない限り、難しすぎる知識を持たないと仕事にならないようならそのむしろ会社のほうがおかしい。

それでもわかりにくい仕事は、やりながら記録をとって手順を見返しておきましょう。その記録がそのまま、次に同じ仕事をする場合の手順書になってくれます。

関連記事:【秘密】新入社員が爆速成長するためにやるたった1つのこと

失敗が怖い

会社の信用を預かって仕事をしている以上、いかなる失敗も許されない。そんなふうに思うととっても恐ろしくなりますね。

特に新入社員の場合、自身がない上にこんなプレッシャーまで感じていたらそりゃ何をするのも怖くもなります。

失敗すると評価が下がるという思い込み

学生時代の失敗とは、テストで赤点とか出席日数が足りないというようなことでした。合格・不合格の、回復不能な「成績」というやつです。

では社会人の「失敗」とは、すなわち成績=業績評価なのでしょうか。

失敗は成功の種

結論を言うと、仕事の失敗が評価ダウンになんてなりません。

コンプライアンス違反や人が怪我をするような失敗でない限り、社会人の失敗はむしろプラス評価の素にできます。

つまり、こうやるとうまく行かないという証明をしたわけですからそれを修正すればよいのです。仕事には絶対の正解はありません。単に目標があるだけ。

目標を達成するための手段は、考えられないくらいたくさんあるはずです。

その中の最良の一つを、一発で選び出すことは新人でなくとも大ベテランだって不可能。

どんな仕事も、小さな失敗と修正で成り立っているんです。

むしろ問題なのは、小さな失敗を認められずに最初のやり方に固執すること。

そんなことをしていたら、最終的な目標からどんどん遠のいてしまいます。

失敗したら、素直に修正それだけです。

失敗を成功に変える方法はこちら【ぶっちゃけ話】仕事の失敗は昇進に影響するのか?からどうぞ

それから、どうにもやばい失敗でも上司を味方につけるとすんなり解決することもあります。

そんなテクニックは、関連記事:【即効】ミスをしたとき手強い上司を味方につける方法【心理テクニック】からどうぞ

上司とうまく話せない

上司とのコミュニケーションは、仕事の上で最重要事項です。

なぜなら仕事の指示も成果も、上司とのコミュニケーションを通じてしか得られないわけですから。

上司に話しかけにくい・緊張する

わたしが新人のころは、上司って大先輩だし人事権は持ってるしなんか難しいこと言ってくるしでとにかく苦手でした。

割と気さくな上司でしたが、それでも話すのは結構緊張したものでした。

コミュニケーションが特に苦手という人でなくても、実はそういうふうに思っている人は多いようです。

話しかけにくいのは上司の責任とは言え

上司の仕事は、部下のみんなに成果を出してもらうことです。

そんな上司の立場で、部下が話しかけづらいと感じているのは上司本人の問題です。

とは言うものの、上司がそれに気づいて変わってくれるなんてことに期待しても仕方ありませんね。

上司のことはさておいて、あなたご自身で解決する方法はないでしょうか?・・・あります。

それは、あなたのほうから上司に頻繁に話しかけることです

なんだか身も蓋もないようですが、本当に些細なことでも良いので新人のうちは気張った報告などやろうとせず、まずは頻繁に話すことです。

頻繁に話しかけると、上司はあなたの仕事を把握しやすくなります。

把握してくれているとアドバイスも貰いやすいし、ひどい失敗になる前に警告も貰えます。

関連記事:【話しづらい】上司との会話が苦手!を解決するシンプルな方法【聞きづらい】

この仕事を続けるのか迷う

就職活動を勝ち抜いてようやく入ったこの会社。

いよいよこれから長い社会人生活が始まる。

終身雇用は終わったとは言え、この会社と長い付き合いになりそうだ。

だけれども、心に引っかかる何かがある・・・。

新卒一括採用で入った会社だけど、本当にこの会社で良かったのか?

方向転換するなら、早いほうが良いのではないのか?

他にもっと自分にあう仕事があるんじゃないか。

これは新人のうちほとんどの人が悩むことでしょう。

残るかどうか決める方法

転職や就職は大学受験とは違うので、数年の遅れは大した差にはなりません。

鉄は熱いうちに打てとは言いますが、直感で動いては転職先で後悔するということにもなりかねません。

もしまだ決めきれず迷っているなら、ひとまず目の前の仕事を必死でやってから決めてはどうでしょうか。

たとえば3年の期間限定と心に決めて、それまではひたすら今の仕事をやってみるのです。

もし転職すると言う結論にしても、現職の必死の3年間は転職先でも一つの強みを確立するはずです。

ただしやめるときの注意点があります。

絶対に先にやめてから、転職活動をしないこと。

交渉力を失いますし、焦りから判断を迷うことにもなります。

また自分のことを知るのも、キャリアを重ねるのに大事な要素です。

客観的に自分のことを評価してみることで、あなたの適職が見つかるかもしれません。

【成長】自分の強みを理解するツール【適職】

まとめ

SUMMARY

今回は新入社員の悩みについてご紹介しました。

新入社員の悩み5選

  • 残業、休日出勤が多い
  • 仕事が覚えられない
  • 失敗が怖い
  • 上司とうまく話せない
  • この仕事を続けるのか迷う

学生から社会人になると、価値観の違いにとっても戸惑います。

みんな誰でもはじめは新人です。

焦らず行きましょう。きっとうまくいきます。

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Bun

Bun

悩める若手ビジネスパーソンの強い味方になります。 現在タイ駐在員で某上場企業の管理職です。 ちょっと先輩社員として皆さんの悩みにホンネで答えます。 サラリーマンとして年収1000を超えるまでにやってきたことを公開しています。

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