この記事を読んで少しだけ人生を変えるのに必要な時間は約 6 分です。
ビジネスにも個人の株式取引の投資判断にも、情報収集はとても大切です。
いまどきは、ネットからの得られる情報はとっても有益ですね。
特に海外から発信される情報は量でもスピードでも、日本語メディアにくらべ先行しています。
この海外情報を読み解く能力のは、ビジネスパーソンにとって大きな武器です。
世の中には、世間の動きを正確に読み解いて情報発信している方がたくさんいます。では彼らは一般人が手に決して入れられない情報ソースを持っていて、そこからの特別な情報で動いているのでしょうか?
いいえ、彼らだって民間人です。彼らの情報ソースは、ほぼすべて公開情報です。
つまりわたしたちにも、割と簡単に手に入る情報ばかり。
今回は海外発信の情報を敏感に手に入れているインフルエンサーや金融系ユーチューバーも使っているツール、しかも全て無料のツール10選をお届けします。
わたしもこれらのツールを使いこなすことで、自分の頭で考え人より一歩早い判断が可能になってきたと感じています。
みなさんもビジネスや投資の場面で、判断を助けてくれる情報を手に入れることができますのでお試しを。
ご紹介するのは英語のサイトやツールが主ですが、Googleの自動翻訳でもし英語が苦手でも結構読むことができます。ご心配なく。
金融系Youtuberも使っている無料の海外情報収集ツール10選
今回ご紹介する無料ツール、サービス10選
ニュース系
- ブルームバーグ
- CNBC
- Financial Times
- Market watch
マーケットデータ、チャート
- Trading Veiw
- Tradingster
- ETFDB
- Market Chameleon
その他
- Investopedia
- Worldmeter
ニュース系
まずはニュース系のサイトを4つご紹介します。
【1】ブルームバーグ
放送通信も手掛ける、アメリカの大手メディアのサイトです。
基本的に英語コンテンツですが、地域別に分かれていて日本語のサイトもあります。
見出しを一覧で見せているフロントページは、マーケットのサマリーや為替のニュース、個別企業の決算や資金調達など主要ニュースをざっと見るにはとってもみやすく便利です。
【2】CNBC
ニュース配信会社ダウ・ジョーンズと米テレビネットワークのNBCが運営するサイトです。
各ニュースには動画もついており、英語の勉強になります。
有料のPro版では、ライブ動画も世界中から見ることが出来ます。
【3】Financial times
イギリスの経済紙、ファイナンシャル・タイムズのサイトです。今は日経新聞のグループ会社になっています。
米系のサイトと違い、まんべんなく地域別のニュースを見ることができる印象です。
【4】Market watch
ダウ・ジョーンズのグループ会社で、ニュース、財務情報、マーケットや個別企業の分析記事を多く掲載しています。
個人の金融について、個別ページを準備しているのは特徴的です。
外部サイト:[MarketWatch: Stock Market News - Financial News - MarketWatch]
マーケットデータ、チャート
つぎに、マーケットを定量的にいわゆる「数字」で理解する、データやチャートが見れるサイトです
【5】TradingView
非常に広範な銘柄を検索しチャートにすることができる無料ツールです。
トレンドラインを引いたり、テクニカル分析ツールも無料で使うことができます。
証券会社に口座を持つことで提供されるようなツールと同等の分析が、無料で利用可能というのは画期的。
しかも完全に、日本語に対応しているので安心です。
トレードアイデアのページでは他のユーザーの投稿を見ることが出来ます。
投稿者のフォロー機能もあり、金融専用SNSといった雰囲気です。
投資で他人の意見に左右されるのはよくありませんが、他のユーザーがどんな分析をしているかは参考になります。
外部サイト:[無料株式チャート、株式相場とトレードのアイデア — TradingView]
【6】Tradingster
為替、株式指数、商品市場先物などのCOT(commitments of traders)を無料で配信しています
外部サイト:[Tradingster.com: Free COT Charts, Commitments of Traders Reports]
【7】ETFDB
ETF(Exchange Traded Fund)上場投資信託のデータベース、ニュースサイトです。数多くのETFのチャートやレポートが無料で見られます。
有料版では特別記事の配信も受けられます。
外部サイト:[ETF Database: The Original & Comprehensive Guide to ETFs]
【8】Market chameleon
米株式,ETFの情報が閲覧できます。特徴的なのは、暴騰や暴落の兆候をみつけることができるボラティリティのチャートを見ることができる点です。(一部有料)
外部サイト:[Stock Options Trading Tools - Trader Information, Resource]
その他
【9】Investopedia
株式や金融商品のレビューや評価を提供するとともに、金融リテラシー教育を提供しているサイトです。
用語の説明は動画もついていてわかりやすく、金融と英語の勉強に非常に役に立ちます。
外部サイト:[Investopedia: Sharper insight, better investing.]
【10】Worldometer
国際的な開発者や研究者、ボランティアで運営されている世界の統計をみられるサイトです。
特にCOVID-19の感染者集計は非常に秀逸で、世界の状況がひと目でわかります。
まとめ
今回は、英語のサイトを中心に世界情勢や金融情報を効率的に集められるサイトをご紹介しました。
日本のサイトだけでは語られない海外情報は、今や直接手に入れることができます。
英語を読み込むのはある程度なれが必要ですが、自動翻訳を使いながら情報を得るのはそれほど苦ではありません。
ぜひあなたのビジネスや資産形成のお役に立てれば嬉しいです。