海外赴任

【初めての海外生活】タイ駐在が決まったらやること(立上げ編)

10月 14, 2019

この記事を読むのに必要な時間は約 13 分です。

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トゥクトゥク

タイに限らず、海外に住むということは日本の住民票がなくなりますので「非居住者」ということになります。
非居住者になることで、住民票がない、印鑑証明がないという状態になります。これによって受けられなくなるサービスがありますので注意が必要です。

内示が出てからの準備は(前編)を参考にしてください。

タイ駐在が決まったらやること (準備編)

 

証券口座

多くの証券会社では非居住者に取引を制限しており、特定口座の維持を認めていないようです。
証券会社によっては、口座解約を求めているところもあります。
ポジションをお持ちのかたは、手仕舞いするか一般口座へ移して新規の取引はできなくなります。
なんだかもったいない気もしますが仕方ありません。
出国前に手続きを済ませる必要がありますので、思わぬ手間を取られないよう計画的に処理してください。
参考:海外生活時(非居住者)の日本の証券口座の取り扱い

日本の銀行口座

海外赴任になっても日本の銀行口座は必要ですね。
ですが非居住者に対して利用を制限している銀行もありますので注意が必要です。
非居住者の届けを支店まで出向いて手続きするよう求めている銀行もあります。こちらも思わぬ手間を取られますので注意です。
非居住者用のサービスを準備している銀行もありますので、出国前に手続きをすることをおすすめします。
参考:SMBC信託銀行 PRESTIA

納税管理人

赴任中は、自宅を賃貸されるかたもありますね。
ご本人が海外に住んだとしても、不動産収入などで収益が出ている方も多いのではないでしょうか。
この場合は、当然納税する必要があります。もしかしたら還付を受けることもあるかもしれません。
そのための代理人として「納税管理人」を届けておく必要があります。
いま特に収益があるわけではなくても、赴任中に何があるかわかりませんのでとりあえず届けておくほうが良いでしょう。
納税管理人は法人でも個人でも設定できます。
参考:国税庁HP 海外転勤と納税管理人の選任

車、オートバイ

何年も乗らずにおいておくと、車は必ず痛みます。
赴任前に愛車を売却する場合、印鑑証明、住民票があるうちに手続き済ませる必要があります。
とは言え、引越しのギリギリまで買い出しなんかで車は必要になりますから、いつまでに処理すべきかスケジュールを確認しておいたほうが良いでしょう。
余りにギリギリになると、買取価格の交渉をやっている時間がありませんから業者の言い値で引き取られてしまいます。
買取価格の見積もりは早めに取って、余裕を持って業者と引取日を決めておくのが良いと思います。
オートバイの場合もそうですね。特に、屋外に駐車する場合の多いオートバイは数年置きっぱなしと言うわけには行きません。

免許証の更新

運良く更新時期の方は、忘れずに更新しておきましょう。最悪の場合、失効させてしまいます。赴任中でも、更新期間に一時帰国先の管轄で更新することはできるようですが大変面倒ですね。
参考:警視庁 HP 海外滞在中で日本の免許をお持ちの方

自宅

住宅ローンを組んでいるかたは、赴任中は自宅を賃貸に出すのは検討に値するのではないでしょうか。
住んでない家は痛みが早いとも言いますし、家賃を得ることでローンと相殺できます。
知らない人に自宅を貸すということに抵抗があるという方もいらっしゃいますが
家賃次第では、賃貸するかどうかで赴任期間中だけでも数百万円の差にもなりますので無視できないですね。

転出届け、住民票を抜く

当然、転出届を出して住民票を抜く必要があります。出国の14日前というのが目安と言われています。
運転免許やパスポートなどの本人確認書類、三文判、マイナンバーカードなどを持って行くようにしましょう。
またお子さんがいらっしゃる場合は、手当類の手続きをする必要があります。役所は平日に行く必要がありますので、赴任前の引き続きなど忙しい時期に何度も休んで役所に行くわけにも行きません。しっかり準備して行きましょう。

もし赴任が年末年始にかかるような日程でしたら、年内中に住民票を抜くことで翌年の住民税が免除になります。
赴任先の都合もあると思いますが、可能なら赴任先と相談して年内に異動させてもらってはいかがでしょうか。
ちなみに私は1月16日付の内示でしたが、現地と相談して12月31日の辞令に変更してもらい実際にその日に赴任させてもらうことにしました。

引越

会社の方から引越し業者を斡旋してもらうことが普通だと思いますので、特に業者選びについては言及しなくて良いでしょう。
引越し業者の方から、荷物についての説明があると思いますが船便と航空便で一定分量を送ることができるのが普通だと思います。
タイの場合、航空便で1週間から10日程度で届きます。船便の場合は1.5ヶ月程度です。ご家族と同時に赴任、ご本人だけ先行して赴任とケースによってどういう配分で出すほうが良いか考える必要があります。
私の場合は、家族より3ヶ月ほど先に私単独で赴任しましたので、日本では家族が生活を続けられるようにしておく必要がありました。ですので私の赴任時は、私一人が生活ができるだけの当面の荷物をスーツケースで持ち込みました。
その後、航空便でゴルフバッグやゲーム機などの余暇を過ごすもの、家族の服など家族が赴任したときにすぐに生活が始められるためのものを送りました。その他の荷物は船便に回して家族の赴任ギリギリまで使うことにしました。

後で述べますが、タイの賃貸物件は家具付きが普通です。特に日本から家具を持ち込むなど荷物を圧迫するようなことは避けたほうがよろしいと思います。自戒の念を込めて言うと、家電もほとんど持ってこなくて良いと思っていいです。どうせ期間限定ですから、電圧が合うかどうか心配して使うくらいなら安価なローカル品を使い潰すつもりで購入するでも良いと思います。

海外の引越荷物は破損やロストや誤配(実家送りと海外送りが混同するなど)が頻繁に起きます。私のときは、冬服が入った箱が複数届きました。こんな国でいつ着るんでしょうか?当然クレームで実家に送ってもらいました。他にもお気に入りのパソコンの周辺機器を持ち込もうと、しっかり船便に入れていたつもりだったのですが、本体類を入れた箱は届かず電源ケーブルだけ届く始末でした。おそらく、日本のトランクルームか実家送りの荷物に紛れてしまったのだと思います。こういうことはよくあることのようです。また私の周りで聞いた話ですが、子供のお雛様を持ってきたという人もいました。ですがこれはやめたほうが良いです。持ってこれないこともありませんが、完全にトラブルのもとです。美術品などの高価なものや実用的でないものは基本的に持ってこないほうが良いです。

タイ生活の立ち上げ

いよいよ、タイ国内での生活の起ち上げです。赴任前に事前に家選びなどさせてくれる会社もありますのでそのような機会に

住居

会社によって家賃補助の範囲が違うので一概には言えませんが駐在員が住むレベルの住居なら、はっきりいって日本の住宅事情と比較すると雲泥の差です。タイでは駐在員が住む家でなくとも、ジムやプールがついていることは全く珍しくありません。むしろ付いていて普通という感じです。
面積は、家族用なら2ベッドルームで100平米程度が普通サイズです。本当に信じられませんよね。

コンドミニアム、アパートメント、サービスアパートメント?

住む地域によりますが、もしバンコク駐在ならばコンドミニアムかアパート、サービスアパートメントのどれかの形態に住むことになるでしょう。
コンドミニアム:形態はいわゆるマンションだと思ってください。オーナーが1部屋ごとに違うことが特徴です。なので同じ建物でも備え付けの家具、家電に差があり家賃も若干の差があります。家賃はピンきりですが、通勤の足であるBTS(高架鉄道)沿いで駐在員住むレベルなら6万バーツ程度以上といった具合でしょうか。

アパートメント:コンドミニアムよりローカル感が強く、住人もタイ人主体であることが多いです。かなりランクに振れ幅がありますが、コンドミニアムに比べると家賃はお安めです。こちらは、法人が1棟まるごと経営している場合がほとんどです。

サービスアパートメント:ホテルとコンドミニアムが合体したようなものと考えてください。ベッドメイキングや掃除、ランドリーなどのサービスが付いています。通常のホテルのような使い方もできますし、長期滞在することもできます。単身で赴任される方には非常に便利ではないでしょうか。主に日本人をターゲットにしたサービスアパートメントも多くあります。日本人スタッフさんが常駐しているところも少なくありませんので、赴任当初は心強いと思います。私も最初の3ヶ月はサービスアパートメント暮らしでした。毎日、掃除洗濯をやってもらえることは非常に楽でした。ただし昼間の不在時に、他人が部屋に入るということに抵抗のある方には向かないかもしれません。家賃は、この3つのタイプの中では比較的高めです。

いずれの場合でも賃貸物件はほとんど家具、家電付きです。必ずしもランクの高い家電ではない場合もありますが、当座はこれでもいいかと割り切れば初期投資は本当に小さくて済みます。

それにもしもう少しランクの高い家電がほしいと思っても、駐在員であれば前任者や会社の方から家電を譲り受ける場合もあります。また日本人向けの掲示板サイトで安く手に入ることも多々あります。ですから決して日用の家電を日本で買って来ようなどと考えないでください。

銀行口座

こちらは、駐在員なら会社が手はずを整えてくれると思いますので、ほとんど心配はいらないと思います。ですが、もしご自身で口座を開く必要があるなら、労働許可証が必要になりますのでご注意ください。銀行では、ほぼ英語が通じると考えて結構です。
タイの銀行ATMはアプリで操作できますので、デビット機能付きのATMカード(キャッシュカード)は有償オプションのようです。
また口座残高が一定額を下回ると、口座維持費がかかるので注意が必要です。各行でルールが違うようなので、開設時にご確認ください。

参考:タイで銀行口座を開設するには

タイで携帯を契約する

タイの携帯電話会社は、AIS、TURE、DTACの3つです。
タイで携帯契約をするためには、やはり労働許可証を持っている必要があります。
赴任してまもなくは、まだ労働許可証がありませんからプリペイドSIMで乗り切るということになると思います。
端末は、SIMフリーを日本から持ち込むでもこちらで買うでも良いでしょう。iPhoneなどは、ほんの少し日本より定価が高く設定されていますが、大差ないと思って良いです。ROBINSONやMBKなどの中級程度のデパートに行くと、驚くほど中古の携帯屋が店を出しています。ただし粗悪品を掴まされる場合も多いですので、あまりおすすめできません。もし中古を使うつもりなら日本で購入されるが良いと思います。ちなみに、こちら仕様のiPhoneは、カメラのシャッター音が消せるタイプです。

運転免許

会社から運転手があてがわれる場合が多いです。もしご自身で運転される場合は、日本の国際免許証で運転することができます。
ただし、この国の交通事情は非常に過酷で世界有数の人口あたり交通事故の多発国です。駐在員に運転手がつくのは、このような事情があってだと思います。これは完全に私見ですが、できれば運転しないで済むんならそれに越したことはないと思います。とにかく、タイの交通安全事情は劣悪です。マナーの悪い乗用車やトラック、どこからでも出てくるオートバイ。ちょっと郊外になると信号がなく、右左折の代わりにUターン。その上に時折前が見えなくなるほどの大雨。とにかく危険です。思わぬトラブルに巻き込まれないためには、ご自分では運転しないほうが良いと思います。

本社の労務担当の方、もし駐在員に現地で運転をさせるおつもりならご再考をお願いします。

参考:在タイ日本大使館 運転免許について

立上編ここまで

駐在員のタイ生活の実際 収支、生活費も公開

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Bun

悩める若手ビジネスパーソンの強い味方になります。 現在タイ駐在員で某上場企業の管理職です。 ちょっと先輩社員として皆さんの悩みにホンネで答えます。 サラリーマンとして年収1000を超えるまでにやってきたことを公開しています。

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