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【初めての海外生活】タイ駐在が決まったらやること (準備編)

10月 10, 2019

この記事を読んで少しだけ人生を変えるのに必要な時間は約 8 分です。

タイ駐在が決まったらやること (準備編)

サラリーマンにとって千載一遇の機会といえば、海外駐在でしょう。

今回は私の経験と反省も踏まえ、タイ赴任の準備と実際について準備、立ち上げ編に分けてお届けします。

この記事では、タイに赴任するにあたって日本国内で準備しておくことについて理解できます。

タイは存外広い国です。この記事は私の経験をベースにしておりますので、バンコク、パタヤ、シラチャあたりのタイ中部、東部あたりの事情ですのでご参考まで。

準備

内示から赴任までの期間は会社によって様々でしょうが、だいたい3ヶ月程度はあるのではないでしょうか。

仕事をしながらの準備となりますから、とにかく赴任まで時間との勝負ですね。

やっておくべきことをできるだけ効率的に準備できるコツを述べたいと思います。

予防接種

バンコクは大都会、生活は充実していますがここは東南アジア。感染症への備えは必須です。

会社から指定の予防接種があると思いますが、以下の予防接種は一部自腹でも必ずやっておくべきです。

  • A型肝炎
  • B型肝炎
  • 破傷風
  • 狂犬病

まずは海外赴任向けのトラベルクリニック受診して、摂取する日程を計画してもらいましょう。

とくに狂犬病は、3回の接種が必要で間隔を開ける必要がありますので要注意です。

余談ですが仏教の教えのためか、動物を大事にするこの国は野良犬が非常に多いです。

コンビニの自動ドアの前に犬が寝ているというのは、本当にタイあるあるです。

語学の勉強

赴任前に語学の勉強するならタイ語か英語になると思います。

結論から言うと、タイ語をおすすめします。

突貫での勉強になるので、とりあえずタイ文字は諦めて会話を中心に覚えていくと良いです。

おすすめは、「着任の自己紹介をタイ語で覚える」です。

私の赴任前は、50時間程度のタイ語学習だけでした。会話といっても定型句をいくつか覚えただけ。

ですので最後は割り切って、3分くらいのつかみの挨拶を丸暗記して、同じ文章で何回か自己紹介しました。

でもこれが、随分と結構好印象だったようです。相変わらず私の声調や文法は全然なんでしょうけど、日常会話ならとりあえず通じるレベルになったかな?と思います。

 

タイ人の英語力ってどうなの?

タイでどのような仕事相手と付き合うかにもよりますが、大卒のタイ人ならば大体英語が通じます。

おそらく平均的日本人より、彼らの方が英語はうまいのではないかと思います。

どうせ付け焼き刃なら英語はブロークンイングリッシュでぶつかっていく覚悟でもいいでしょう。相手もネイティブではありませんから臆することはありません。

通訳を雇うことはできるの?

高い職位で赴任される方は、是非タイ語の通訳を雇うことをおすすめします。

なかなかの給料になりますが、彼らは単に訳をするだけでなくタイ人の本音を教えてくれる貴重な存在になります。

遠慮がちで、なかなか本音を言ってくれないタイ人とのコミュニケーションは本当に気を使います。

そういうとき日本人のことを理解している通訳は、本当心強いです。

キャディーさんとの会話は?

これは蛇足になりますが、ゴルフでのキャディーさんとの会話はほぼタイ語です。

ゴルフをやる利点として、ゴルフ用語から入ると割合スラスラとタイ語が覚えられるということもお伝えしておきます。

私の周りで、長くいる割にタイ語ができない人は、たいていゴルフをやらない人です。
YouTube:駐在員のためのタイ語講座

タイ赴任に持っていくもの、絶対に持っていけないもの

もしこだわらなければ、日本で売っているものはだいたい手に入ると思っていいです。

ただし日本仕様は価格3倍、ローカル仕様でよければ日本の半値といった具合でしょうか。お金がかかりますが、駐在員なら日本仕様も買えなくはないでしょう。

とは言え、始めは慣れない土地で必要なものを探し回って買い物をするのはストレスです。

日本から持ち込んだ方が良いものもいくつかありますのでご紹介します。

日本で準備して持ち込んでよかったものリビング編

まずリビングのもので持ち込んでよかったのは、以下のようなものでした。

  • ヘッドフォン
  • タブレット、電子書籍リーダー
  • プレステ4
  • 常備薬

総じて言えることは、日本でお気に入りで使っているものは持ち込んだほうが良いということです。

我が家では、お気に入りのヘッドフォンは交換用のイヤーパッドまで買い込んで持ってきました。

他にもマウスなどのように、使い心地にこだわりのある家電系は持ってきたほうが良いです。

ヘッドフォンもマウスももちろん買えますが、タイでは選択肢があまりないので気に入るものに出会うのは難しいと思います。

日本の書籍は買えるけど割高!

また日本の書籍はバンコクでも売っています。ただし、非常に高い。これも、日本仕様3倍の法則だと思って良いでしょう。

たくさん本を読まれる方は、Kindle やタブレットで電子書籍を買ったほうが本を探すコストも価格自体もお得です。

Kindle Unlimitedなどの読み放題サービスは、荷物も増えず知識だけが増えてとっても便利です。

プレステも売ってますが、、、

プレステなんかのゲーム機は、売っていますが非常に高い。

ソフトはダウンロードで買えますが本体は買ってきたほうが良いでしょう。

ここだけの話プレステ本体には100V仕様と書いていますが、実は220Vで動きます。お試しは自己責任で。

注意:タイの電圧は220V仕様です。日本は100Vですから持ち込む家電は電圧仕様を必ず確認してください。
プラグの形は日本のものを差すことができますので、間違って100V仕様を差すと事故になります。
220Vを100Vに変換するトランスは簡単に手に入りますし、帰任される方からもらえる場合もありますから
わざわざ買ってくることはないです。

台所、洗面所周りでもってきてよかったもの

台所周りで持ってきてよかったものは、次のようなものがあげられます。

  • 麦茶パック
  • 醤油
  • ジップロック
  • 食器洗剤(肌に合うもの)
  • どん兵衛、カップヌードル、チキンラーメン
  • マヨネーズ(日本のテイストのものはない)
  • 歯ブラシ(タイの歯ブラシはヘッドがでかい)
ラーメン文化なので結構カップ麺はあるけど

カップラーメンは売っています。結構種類も多いです。ですが、ローカルものはかなり癖が強いので私は日本仕様を好んで食べます。

日清のブランドはタイでも作っているようで、ちょっとお高めのブランドとして売っています

ですが何故か日本でスタンダードのカップヌードル醤油味、チキンラーメンがめったに売っていない。私は、船便で相当持ち込みました。

調味料系も始めは持ってきたほうが良い

それから、マヨネーズ。日本のテイストのマヨネーズはなかなか売っていません。ちなみにタイのマヨネーズはびっくりするぐらい甘いです。

いまだに慣れないタイの歯ブラシ

歯ブラシは私にとってローカルものが合わない最たるものです。ヘッドがでかくて毛が多すぎる。使いづらいし、抜け毛も多いし。

かさばるものでもないので日本の歯ブラシくりらいなら、赴任期間分見越してまとめて持ってっ来ても良いと思います。

その他のもってきてよかったもの

上記以外でもってきてよかったものは次のようなものでした。

  • ゴルフ用具一式(タイでは高い)
  • 子供の文房具(平均的なもので良い)
駐在員の必須科目ゴルフ

これも売ってはいるけど、とても高い系です。

タイはゴルフ王国です。タイに来てゴルフを始める方も多いはずです。

ですが道具は、日本で買ってきてください。

中古ゴルフ店もたくさんありますが、ざっくり価格感としては1年落ちの中古が日本での新品定価という感じでしょうか。

初心者の方は、日本の中古でセットを揃えて来られることをおすすめします。

文房具は日本のもが安心

もしお子さん帯同でしたら、文房具は平均的なもので良いので日本で買ってあげてください。

これもローカルものがたくさん売っていますが、とにかくショボい。

日本の雑貨屋さんのLOFTが進出していますけど、こちらは高いし選択肢も少ないです。

 

持ってきたけど、タイで買えばよかったもの、いらなかったもの

現地調達の方がいいものもあります。

  • 秋冬の服

服はこだわりのある方が多いと思いますが、私はTシャツと短パン、ビーサンで充分なタイプなんで日本の服は殆ど持ってこなくてよかったと思っています。

ローカルものの服なら100バーツ(340円くらい)で買えますし、どうしてもというならちょっと日本より割高だけどユニクロがあります。

それに夏物以外いりませんので、引越荷物を圧縮したいなら服を減らすべきです。

 

注意! 絶対持ってきてはいけないもの

電子タバコ

電子タバコはタイでは違法扱いです。絶対に持ち込まないように注意してください。どうせリフィルも買えません。

 

まとめ

SUMMARY

今回は準備編でした。

赴任の日までまだ時間はあると思っても、案外準備には時間がかかってしまいます。

今回は触れていませんが、ご家族で赴任するとき自宅や車の処理をどうするのかも大きな決断が必要になります。

中古車買取査定市場

引き続き「タイ駐在が決まったらやること(立上げ編)」で現地での生活立ち上げを記事にしましたので見ていただけると嬉しいです。

コロナ禍での赴任準備に変更があります緊急記事を書きましたのでご参考まで

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Bun

悩める若手ビジネスパーソンの強い味方になります。 現在タイ駐在員で某上場企業の管理職です。 ちょっと先輩社員として皆さんの悩みにホンネで答えます。 サラリーマンとして年収1000を超えるまでにやってきたことを公開しています。

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