人間関係

成長したい! ほぼタダで自分を理解するシンプルな方法

2月 16, 2020

この記事を読んで少しだけ人生を変えるのに必要な時間は約 6 分です。

4つの窓

自分を成長させたい、人間関係を良好にしたい。
そのためには、いまの自分の立ち位置をありのままに評価することが大切です。
自分の強みや特徴、組織の中での自分の評価をありのままに。

だけど自分で自分をありのままに評価するのって結構難しいですよね。

今回ご紹介する方法では、心理学を利用してあなたの等身大の姿を知ることができます。
準備するものはA4くらいの紙とペンだけです。

自己成長の早い人の特徴として、等身大の自己評価ができているという特徴があります。
ひょっとして自分のことは自分が一番良く知っていると思っていませんか?
ひとは自分の長所はより大きく、短所はより小さく認識したがるものです。
だから自分のことは実はよくわかっていないのです。
あなたは自分を成長させるために等身大の自分を知りたいと思いませんか?

今回は、ジョハリの窓と言われる心理学者の開発した方法をご紹介します
自分の認識している自分と他人が評価している自分を理解する方法です
準備するものは紙とペンだけ
できれば4,5人の仲間がいればベターですが2人くらいでも構いません
どなたかあなたの日常をよく知っている方とトライしてみてください

この記事を読むことで、自分の姿を等身大で評価できるようになります
他人が評価する意外な自分の姿を知ることができます。
自分の思う自分と等身大の自分のギャップがわかります
自分の姿を知り自分を成長させる戦略を考えるきっかけが得られます
この記事の要約
・ジョハリの窓とは心理学を利用した自分を分析するツールです
・ジョハリの窓のやり方
・自分を他人と自分がどう見ているかを「公開」「秘密」「盲点」「未知」の4つにわけ評価をします
・自己評価できたら公開の窓を大きくするような改善をしましょう
企業研修やリーダー研修などでも広く使われる手法です。
コツを掴むことで日常生活への応用も可能です。
試してみてください。きっとあなたの意外な姿が理解できるはずです。

ジョハリの窓って何?

ジョハリの窓とは自分の視点と他人の視点の双方で自分を等身大で評価する手法です。
次のような自分の視点で「知っている/知らない」、他人の視点で「知っている/知らない」の軸であなたを評価します。
この4つの窓の中にあなた自身が知らない自分の姿が見えてきます。

ジョハリの窓

自分がどう見られているか確かめてみよう

早速やってみましょう。
この方法はあなたをよく知る数人と一緒にお互いを評価するやり方がわかりやすくて良いでしょう。
あなたをよく知る人たちに声をかけてみてください。
それから紙とペンを人数分だけ用意してください。
ポストイットなんかでもいいです。

ジョハリの窓のやり方

評価に使う言葉

①まずは、全員にペンと紙を一人に数枚ずつ配りましょう。

②みんなで人の性格を表す言葉を30くらい書き出してみましょう。それには番号を振っておいた方が便利です。それからその番号と言葉をみんなでシェアします。

上記の性格を表す言葉を書くのが面倒であれば、参考までに例を挙げておきますので活用してみてください。
1.頭がいい 2.努力家 3.優しい 4.段取り上手 5.気が利く
6.要領がいい 7.知識が豊富 8.明るい 9.リーダーシップがある 10.寡黙
11.素直 12.無邪気 13.勉強家 14.威厳がある 15.自信家
16.頑固 17.勇気がある 18.行動力がある 19.話上手 20.聞き上手
21.責任感がある 22.プライドが高い 23.情報通 24.人当たりがいい 25.近寄りがたい
26.発想力がある 27.空気が読める 28.真面目 29.面白い 30.慎重

互いの評価を書いてみる

③次に別の紙に自分の性格の特徴を先程の性格をあらわ言葉から選び番号で書きましょう
思い当たるならいくつ選んでもでもいいです。
自分の性格を書いた紙は一旦、持っておいてください。

④次に、誰かとペアになってください。
そして、先程自分について書いたように今度はお互いに相手の性格や特徴を書いてみます。
お互いに書きえおたら、その紙を相手と交換してください。
ちょっと待った、気になるけどまだ見ないでくださいね。

⑤では、ペア替えをして同じように互いのことを書いて紙を交換してください。
このように、全員がお互いに紙を交換し終えるまで続けてください。
交換し終わったら、全員が人数分だけ自分のことを書いてもらった紙を持っているはずです。

ジョハリの窓のフレームに整理する

書き出した紙とフレームワークを使って整理していきます。
上記のフレームを参考にして次の手順で整理してみましょう。

⑥あなたが自分自身の性格を書いた紙を取り出してください。そして、他の人の書いた紙と見比べながら次の様に整理します。

⑦誰かと重複しているモノがれば「自分」の視点の「知っている」&「他人」の視点の「知っている」が重なっている枠に「開放の窓」書き写しましょう。

⑧次に、自分の書いたものが誰とも重複してなかったら自分の視点の「知っている」&他人の視点の「知らない」が重なっている枠「秘密の窓」に書き写しましょう。

⑨自分は書いていないけど、他の人が書いているものが有れば「自分」の視点の「知らない」&「他人」の視点の「知っている」が重なっている枠「盲点の窓」に記入しましょう

⑩残った誰も書かなかった性格は、「未知の窓」に書きます。

できれば4-5人で

ご夫婦や友達どうしなど、2人くらいでもできます。
ですが、できるだけ偏りなく評価するためにはお互いをよく知る4、5人くらいの人を集めた方が良いでしょう。
職場のチームで試すのはいかがでしょうか。

自分を等身大に評価する ちょっと怖いけど

では整理したジョハリの窓を使って分析してみましょう

開放の窓

自分も他人も一致して見えている姿です。
言い換えると、他人に理解してもらえている自分です。
この項目が多い人は、周りと良好にコミュニケーションできていると言えます。
逆に、この項目が少ないと周りの人に自分があまり理解されていないと言えます。

秘密の窓

他の人には見えていない自分の姿です。
この窓の項目は、意図的に自分が隠している領域です。
この項目が多すぎるひとは、周囲と良好なコミュニケーションが取れません。
自分をオープンにすることで、この領域は小さくなります。
良好な関係を築きたいと思う方は、この領域を意識して開いてみましょう

盲目の窓

自分では気付かずに、他の人には見えている姿です。
この項目が多い場合も、周囲と良好なコミュニケーションが取れなくなる場合があります。
この領域は、自分では無意識のうちに作り出しているという特徴があります。
自分では認めたくない項目もあれば、意外な長所という場合もあります。
この領域を自分で認めることで、この項目は減らすことができます。

未知の窓

自分も他の人も気がついていない自分の姿です。
潜在的な自分の姿ともいえるでしょう。
この領域は、新しいことに挑戦することで解放されます。
なりたい自分の姿を、このりょういきから探すこともできるでしょう。

まとめ

SUMMARY

ジョハリの窓は、自分の姿を等身大に評価する方法です。
自己開示することや他人の評価を認めることで、「開放の窓」が広がります。
開放の窓を広げることは、自分の成長を促します。
そして同時に、他人との良好のなコミュニケーションができるようになります。

皆さんも自分の周りの人たちと、ジョハリの窓を試してみませんか。

 

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Bun

悩める若手ビジネスパーソンの強い味方になります。 現在タイ駐在員で某上場企業の管理職です。 ちょっと先輩社員として皆さんの悩みにホンネで答えます。 サラリーマンとして年収1000を超えるまでにやってきたことを公開しています。

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