人間関係

逆ギレ上司に我慢しないでストレスなく働くシンプルな方法

12月 15, 2019

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

どこにでもいる逆ギレする人間の小さい上司

あなたは毎日全力でに働いているにもかかわらず、上司に不機嫌に怒られたりトラブルの報告に逆ギレされたりしていませんか?
こういう状況ってほんとうにツラいですし、ストレスたまりますよね。
「仕事ってそういうものだし、仕方ないんじゃないの?」とあきらめていませんか?
たしかに上司って少なからず人の仕事にケチを付けたり、ときには怒ったりする立場ですからそう思いたくもなります。
それに、どうしてこんなケチな人間が人の上に立つ仕事をしているのだろうか?と思いたくなる器の小さい人もいますね。
部下は上司を選べないわけですし、どうしようもないとあきらめたくなる気持ちもわかります。
ですが、こんなストレスのおおい状況に対処する方法があるとしたらどうでしょう。
しかも、どんな上司の下につこうとも使える方法だったとしたら。
今回はあなたにも明日から使える、「上司についてのストレスをへらすシンプルな方法」をご紹介します。

他人と過去は変えられない

具体的なやり方をご紹介する前に、大事なことを一つ。
それは
「他人と過去は変えられない」
という大原則です。
つまり今回の状況の場合は、どうやっても上司に性格あるいは考え方を変えてもらうことはできないとうことです。
ではどうするのか?
答えは、自分(あなた)が考え方を変えれば良い。
なんだか身も蓋もないように感じられますけど、自分が変わることによってあなたの上司に対する行動が変わり相手の行動も変わってくるのです。
つまりこれが一番シンプルで、確実な方法なのです。

逆ギレ上司にガマンしないためにどう変わればよいか

臨床心理学者のアルバート・エリスによると、人間にはなんの根拠もない思い込みを持つクセがあるというのです。
「非合理的な信念」と呼ばれるこのクセは、他人の行動に対して過剰に期待しては満足できないと勝手に落胆してしまう傾向のことを言います。
例えばそれは、他人に対して「〇〇すべきだ」とか「〇〇すべきでない」というような言葉であらわされます。
上司が部下に対して「もっと頻繁に報告すべき」とか、逆に部下は上司に対して「もっと業務について理解があるべき」というような思い込みです。
不合理な信念に取り憑かれてしまうと、自分の思い込みと現実の出来事のギャップが生じるようになります。
そして、自分の思い込みと現実とのギャップにストレスを感じます。
そのストレスはやがて、怒りに転化して容赦のない叱責や逆ギレを起こすのです。
アルバート・エリスはこれを「ABC理論」と表現しました。
Activating event(出来事)がBelief(固定概念)を通じてConsequence(結果)を引き起こすというのです。

この「非合理的な信念」は、もちろん逆ギレ上司にもありますが、あなた自身にもあるはずです。
例えば「上司は部下の仕事をくまなく知っておくべき」とか「上司はすべての部下以上に業務に詳しくあるべき」とか。
あなたは自身が上司にストレスを感じるとしたら、このような信念を通じて上司との関係を見ているためかもしれません。
いずれそのストレスは、あなたの感情を刺激します。
そして、あなたは思いつめたり、あなた自身が上司に逆ギレしたりすることになりかねません。

上司へのストレスを減らすシンプルな方法

さて前置きが長くなりましたが、ここからは上司に対するストレスをへらすシンプルな方法をご紹介します。
主にやることは、たったのふたつ
まず、あなた自身の「非合理的な信念」に気が付くこと。
そして、その信念を捨ててあなたの行動を変えることです。
その具体的なステップは次の通りです。

①その人から言われそうな最悪の反応を予想します
②逆にその人から言われそうな、理想の反応を予想します
この①、②ともできるだけリアルに予想してください。
③そして2つの反応を比較して、どちらが現実に起きそうかを考えます。
この2つの反応が離れていれば離れているほど、あなたが「非合理的な信念」にとらわれていると考えてください。
④この反応の差はどこから来るのか突き詰めて考えます。
⑤ストレスを発生しないよう対策を考え行動を変えます

えこひいき部長へのストレスをへらせ!

例えば、次のようなケースを考えてみましょう。
あなたの部長は他部門から鳴り物入りで移ってきたやり手です。
その部長は昔から知っている部下にはえこひいきするが、今の部署の生え抜きの部下にはなかなか正当な評価をしてくれないことで有名です。
あなたはいま、あるプロジェクトのリーダーを任さていてスケジュールもそろそろ中間地点を過ぎた頃です。
進捗が少し予想より遅くまだ具体的な成果は出せていいませんが、自分の経験ではこれくらいの遅延はあり得るし信頼している先輩もそう言っています。
かなり良い兆候も見えてきているから、このまま行ければ最終的にはまずまずの成果が出せそうだと思っています。
あなたは「以前の中間報告は課長までだったから、そろそろ部長へも報告しないとな」と考えていたとしましょう。
そこで部長の反応を予測してみましょう。

ではまず①、最悪の反応を予想しましょう。
あくまで予想ですが、できるだけリアルに考えます。
「A君、そろそろプロジェクト期日も後半に入っているけど、まだ成果が出てないっていうじゃないか!
中間報告も腑に落ちないところがあったが、ここまで成果が報告できないなんて何かごまかしていることがあるんじゃないのか?」
ずいぶんいやな反応をもらいました。
こっちもカッとなってしまいそうですね。
まあ、あくまで最悪な反応を予測したまでですからこれくらいはあるとしましょう。

次に②理想的な反応を予測してみます。
「A君、プロジェクトリーダーご苦労さま。中間報告はB課長から聞いたよ。少し苦労しているみたいだけどしっかりやってくれよ。期待しているよ。」
どうにも、歯が浮きそうですがこれも予想です。

それでは③、最悪と理想の反応を比べて、どちらが現実になりそうか考えて見ます。
かなり2つの反応はかけ離れているように思えますので、あなたには部長に対して「非合理的な信念」がありそうです。
それに部長の評判から考えて、どちらかといえば最悪の反応に近いが返ってくるのではないかと考えられます。
では一体、あなたにはどのような「非合理的な信念」があるのでしょうか考えてみましょう。
もう一度繰り返しますが、「非合理的な信念」とは相手への過剰な期待や「〇〇すべき」というようなあなたの思い込みです。

「部長は部門のトップなのだから、自部門の仕事について深い理解がなければいけない」
「末端のメンバーならともかく、プロジェクトリーダークラスの仕事くらいは報告がなくとも見えていないといけない」
「自分は懸命にチームに貢献する働きをしているから、いま成果が出なくても評価されるはず」
といった思い込みがあると分析できそうですね。
それから、あなたは自分の思い込みと、部長の反応にとのギャップにストレスを感じると予測できそうです。
ではどうするか?
この信念を逆に考えてみましょう。
「部長は他部門から移ってきたばかりで、まだ自部門の仕事のやり方をまだ理解できていない」
「報告がなければ、例えプロジェクトリーダークラスでも評価されない」
というように考えられそうです。
そしてこれに対処する方法としては
・部長に対してもっと頻繁かつ平易な表現で報告する
・今後の予測など専門家としての先の見通しを伝える
というようにあなたの行動を変えることができそうですね。

あなたの意識を変えて、行動を変えればストレスは減る

あなたがご自分の「非合理的な信念」に気が付き、行動を変えることであなた自身のストレスを回避する事ができます。
そして、その結果あなたの上司の「非合理的な信念」にギャップを生じさせないで怒りの感情を起こさせること回避できるのです。

この方法は、上司に限らずお客様やあなたのパートナーに対しても使えるテクニックです。
職場やご家庭で、あなた自身の「非合理的な信念」に気づきストレスを減らして楽しい生活を続けましょう。

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Bun

Bun

悩める若手ビジネスパーソンの強い味方になります。 現在タイ駐在員で某上場企業の管理職です。 ちょっと先輩社員として皆さんの悩みにホンネで答えます。 サラリーマンとして年収1000を超えるまでにやってきたことを公開しています。

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