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年収1000万超え、一つの目標であり憧れだという方もいらしゃるでしょう。例えばあなたが、いま年収500万円だとして1000万円まで到達するために何をしたら良いでしょうか?なんの戦略もなく、1000万に届くのでしょうか。
いま、わたしはサラリーマン年収1000万を超えています。ですが、わたしにも500万の時代がありました。
今回は、ごく普通のサラリーマンが年収1000万に到達するために何を考え何をすればよいのか?その戦略についてご紹介したいと思います。
年収1000万は上位5%、でも手の届く目標
年収1000万、これってどれくらいの数字なのでしょうか。まずはそのあたりから理解しておきましょう。
日本のサラリーマン年収の現実
国税庁の民間給与実態統計調査によると、平成30年の平均給与は441万円。30代前半、男性の場合470万円が平均給与です。
これが50代男性でも平均で680万円あまりです。
あくまでも全体の平均ですから、ひとりひとりの実態とは少し違っているでしょうが、この数字どう思いますか?
なんだか報われない数字にも思えませんか?
上位5%が1000万を稼いでいる
いっぽうでは、年収1000万を超える人ってどれくらいいるのでしょうか。
同じく平成30年の民間給与実態統計調査によると、男女合わせて約5%のひとが1000万円以上の収入となっています。
つまり年収上位5%が1000万超えというわけですね。
サラリーマンでも1000万は超えられる
結構レアな存在にも思えますが、サラリーマンが年収1000万を超えるにはどうしたら良いのでしょうか?
ただ漫然と目の前の仕事をこなしていても、1000万を超えることはできません。
学歴?外資?本社勤務エリートじゃなきゃダメ?
そんな事はありません。しっかり戦略をもって働けば、1000万は決して不可能な数字ではありません。
年収はどうやって決まる?
実際、あなたの給料って会社の中でどのように決まっているか知ってますか?
そりゃ上司が仕事ぶりを評価して、・・・。と
それはそうなんですけど、ではどうやれば給料が上がるんでしょうか?
やみくもに働けば良いのでしょうか?
あなたの努力はどこまで年収につながる?
少し古いデータですが、日本人事行政研究所というお硬い名前の財団法人が平成12年に調査した、「人事行政に関する調査研究」によると30代の同期内での年収格差は50万円未満が55.6%という結果が出ています。
大半はそれほど大きな年収格差になってない、という事ができる結果です。
30代といえば、早い人は役職に付き始めますが多くはまだ平社員。つまり横並びで、仕事の成果が給料に影響するのは50万円未満が大半ということです。
巨人の肩に乗れ
一方では、業界別に年収を比べてみたらどうでしょうか。
マイナビの調べによると、
1位は外資系金融(1,515万円)
2位専門コンサルタント(775万円)
3位不動産(764万円)
4位生命保険・損害保険(723百万円)
5位環境関連設備(676万円)
となっています。
あくまでも業界平均で年齢構成や退職金制度の有無など影響するところはありますが、1位と5位の間で2.2倍以上の差がついています。
【全110業種】業種別モデル年収平均ランキング2020(1~50位) | マイナビ転職]
あなたの価値と年収は関係ない
ここまでで言えることをあえて単純にいうと
あなたが懸命に業績を伸ばすために頑張った努力が給料に結びつく度合いよりも、はたらく業界を変える努力をする方が給料アップに結びつく可能性が高い
ということになります。
あなたの市場価値が給料で測られるならば、同じ業界にとどまっていることで低く見積もられている可能性もあります。
これは当たり前のようですが、あまり語られない不都合な真実かもしれません。
年収を上げるために取るべき具体的戦略とは
とは言うものの、わたしのはたらく業界は製造業ですから決して平均年収の高い業界とは言えません。それでもわたしの年収は1000万を超えています。
それに、平均年収の高い業界は激戦区です。おいそれと行けるものではありませんし、今のスキルセットが通用するかどうかもわかりません。
ではどうすれば、年収1000万円を目指せるでしょうか。そこで考えるべきは、年収を上げるための戦略です。
このままで1000万に到達できるのか
戦略を練るために、まず知るべきことがあります。あなたの会社で、年収1000万円を超える事はできますか?
少し質問を変えると、あなたの先輩や上司で年収1000万を超えているひとはいますか?
この答えがYesかNoかでやるべきことは変わります。
今の業界で1000万を目指すなら理解すべきポイント
もし今の会社や業界で課長くらいまで行けば1000万円プレイヤーが存在するなら、迷うことはありません。最短で、課長を目指す努力をすることです。
ただし、大事なポイントがあります。
課長と担当者は、成果を出す方法論が全く違うと理解しておくことです。
- 担当者は、個人のスキルや能力で成果を出し社業に貢献
- 課長は、組織を動かし担当者に成果を出してもらい組織の成果で社業に貢献
ここは本当に大事なポイントですが、多くの人が勘違いをしています。
この違いを意識せず、どんどん担当者としてのスキルを磨き職人化して行くことは先づまりの恐れがあります。
最近よく聞く、昇進したくないと言う人達もこの職人化の目線で昇進を捉えているための誤解とわたしは考えています。
決していまの業務をおろそかにして良いと言っているわけではありませんが、担当者としての立場に固執しすぎることは危険です。
組織を動かして、仲間に成果を出してもらうにはどんな仕掛けが必要なのか?そういう視点で上司に改善提案ができるかどうかは、直接の業務評価以上に大切です。
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転職で1000万を目指すならキャリアの掛け算を意識
もし身の回りに、1000万円プレイヤーが社長しかいないというような状況であればどうでしょうか。
伸び盛りのベンチャー企業でもない限り今の職場で自分が年収1000万に届くことが難しい事は、言うまでもありませんね。
あなたが年収1000のターゲットを実現には、転職を視野に入れることも考えるべきでしょう。
ここで考えるべきは、次の2つです。
- あなたのポータブルスキルは何か?
- キャリアの掛け算であなたの希少性を上げることはできるか?
つまり、今の職場を離れても次の職場で戦えるあなたのスキルはなにか?
そして現職と転職先をかけ合わせることで、あなたに希少性を生むことができるか?ということです。
副業も合わせて1000万を目指すなら収入を得る4つのタイプを理解する
当面、昇進も転職も望まないのであれば副業で年収をあげることもできます。
サラリーマンの副業解禁と言われて久しい昨今ですが、どうせ副業するなら時間を売るような商売から離れましょう。
間違えてはいけないのは、サラリーマンは全員時間を売る商売です。たとえ時給で給料を計算していないにしても、自分の資産である時間を労働力に
変えて給料を得ているのですから時間を売る商売です。
時間を売る商売でないというのは、自分の資産から収入を得たり商品から収入を得るということです。
収入を得るのには、次の4つのタイプしか存在しません。
- 労働者
- 自分を雇っているセルフエンプロイー
- ビジネスオーナー
- 投資家
副業はこの内3つ目と4つ目、ビジネスオーナーか投資家を目指すべきです。
世帯年収で1000万を目指すなら
上記ではお一人の年収1000万円を超えることを考えましたが、ご夫婦の場合はお二人で世帯年収1000万円を超えるというのもよいでしょう。
お互いのライフステージに合わせて、仕事とのバランスを取れば決して無理な目標ではありませんね。
まとめ
- 年収に仕事の成果が及ぼす影響は、思いのほか小さいこと
- 業種や業界の給与水準の与える影響が大きいこと
というサラリーマンの収入の現実を知った上で、年収アップの戦略を考えました。
目の前の仕事だけをがむしゃらにこなせば、年収が自然と上がるような幸せな時代はとっくに終わっています。
年収をあげたいなら、戦略的に行動しましょう。